自分で蜂の巣を駆除する方へ

自宅の軒下や庭にある木に蜂の巣がいつのまにか作られてしまっていることもあるかと思います。意外と軒下や庭の木などは普段から気にもしない方もいらっしゃいます。そうした場所に蜂の巣が万が一作られてしまった際には危険を伴いますので、一刻も早く駆除しなければいけません。通常であれば専門家に依頼して蜂の巣を駆除してもらうのが安全ですが、金銭的な事情によって専門家に依頼できない場合もありますので、その際には自分で駆除するしかありません。その際のポイントをお教え致します。

蜂の巣を駆除するために必要な物

蜂の巣を駆除するために事前に準備しておく必要がある物があります。それは、エアゾール式殺虫剤と防護服、そして懐中電灯の3点は必須アイテムです。これらの物は比較的簡単に手に入れることができますので、この3点を素早く用意するようにしましょう。それと蜂の巣を素人が駆除するというのは、それだけ危険があるということを認識しておく必要があります。例えばスズメバチといった狂暴性のある蜂を駆除する際には、駆除する際に襲ってくることも十分に考えられます。そのため、事前に何も知識がない状態よりも多少蜂に関しての知識は知っておきたいところです。今は、簡単にインターネットを活用すれば蜂のことを調べることができますので、このくらいは最低限調べておきましょう。

蜂の巣の駆除に適した防護服

蜂の巣を駆除する際に防護服は必ず必要になります。一般家庭には通常防護服というのものは置いていませんので、これに関してはホームセンターやインターネット通販などを利用すれば比較的簡単に手に入れることができます。こうした専用の防護服ではなく、厚着をしただけの服装での駆除は避けるようにしましょう。特に猛毒のスズメバチでは専用の防護服でなければ毒針に刺された時に体内まで到達してしまうこともありますので、そうした事態を避けるためには専用の防護服を用意してから駆除するようにしましょう。つまり、専用の防護服を用意できないうちは安易に駆除しないことが大切です。

蜂の駆除は昼間ではなく夜間が最適

蜂の巣を駆除するために必要な物を用意しかつ蜂に関する知識を身に付けたら、いよいよ駆除することになります。ここでもポイントがあります。それは駆除は昼間ではなく夜間に行うのが最適です。それは夜間の方がほとんどの蜂は活動が終わって巣に戻っていることが多いため、駆除する際には最適だからです。なおベストな時間帯は、日没後の約2時間から3時間程度経った後の時間帯です。この時間に蜂の巣を駆除しましょう。活動を終えた蜂たちを一網打尽にすることができますので、一気に素早くエアゾール式殺虫剤を蜂の巣に噴射して駆除します。このエアゾール式殺虫剤は、できれば蜂専用のものがオススメです。

まとめ

以上のように蜂の巣の駆除をする際には十分な準備が必要になってきます。本来ならば蜂の巣の駆除は専門家に任せるのが安全です。しかし、事情によっては専門家に頼むことができない場合もあります。もし自分で駆除をする場合には、必要な物を用意するだけでなく、蜂に関して知識を身に付けておきましょう。こうした準備が整ったら蜂の活動が終わっている夜間の時間帯に駆除をしていきます。