自宅の軒下やベランダに蜂の巣を発見した場合には、できるだけ早く取り除きたいと思うものです。専門の駆除業者を呼ぶこともできますが、蜂の種類や巣の大きさなどによっては自力で駆除できることも多くあります。ドラッグストアやホームセンター等には蜂の巣駆除用の殺虫剤が販売されているので、それを使えばわざわざ専門業者に依頼する必要はありません。
どんな殺虫剤がオススメ？
蜂の巣を駆除する際にオススメなのは、フマキラーやキンチョール等のスプレータイプの殺虫剤です。殺虫剤には毒エサでおびき寄せる置くだけのタイプや蜂を捕獲するタイプもありますが、スプレーだと蜂の巣に向かって噴射するだけなのでその場で蜂達を一網打尽にすることができます。それに離れたところから薬剤を噴射するものなので、飛び回っている蜂にも効果があります。スプレータイプの殺虫剤は、ドラッグストアやホームセンターなどに販売されています。殺虫剤にはハエや蚊用、ゴキブリ用などもあるので、蜂の巣駆除用の殺虫剤を選ぶようにしましょう。
殺虫剤を使うタイミングは？
蜂の巣を駆除するのに最適なのは夜間です。夜になると蜂の活動が鈍くなるので、そのタイミングを見計らって殺虫剤のスプレーを噴射すると高い効果が得られます。日中だと蜂は活発に活動しているので、素早い動きをします。スプレーで狙っても逃げられてしまうこともあるので、活動が鈍くなる夜を狙って使用するのが効果的です。暗くてどこに蜂の巣があるか分かりにくいということもありますから、昼間の明るいうちにどこから狙えばいいか確認しておくことも重要です。
殺虫剤には予防効果もある
スプレータイプの殺虫剤には、蜂の巣を駆除するだけではなく蜂の巣を作りにくくする予防効果もあります。女王蜂が巣作りを始めるのは春先なので、この時期に気になる場所にスプレーを噴射しておくと女王蜂を寄せ付けません。それから巣を作りやすい蜂には、ミツバチやアシナガバチ、スズメバチ等がいます。ミツバチやアシナガバチは攻撃的ではないので、自力で駆除することも可能です。ただし、スズメバチは非常に凶暴で、毒性も強いとされています。スズメバチの場合には襲われる危険があ大きいので、専門の駆除業者に依頼した方がいいかもしれません。そんなスズメバチに対しても、殺虫剤のスプレーには予防効果があります。
まとめ
蜂の巣は、ドラッグストアやホームセンター等で販売されている殺虫剤を使えば自力で駆除することができます。フマキラーやキンチョール等のスプレータイプの殺虫剤がおすすめで、離れたところから蜂の巣に向かって噴射するだけ使えます。昼間は活動が活発なので逃げられてしまうことがあるため、活動が鈍くなる夜に駆除するのが効果的です。